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頬骨形成 ブログ

・一般的に広く行われる頬骨形成は、頬骨体部および頬骨弓部後方の2ヶ所で骨切りを行い、分離した骨片を内方に転位させるアーチインフラクチャー法です。
・その際骨の固定のやり方や、耳の前部における切開位置等に違いから様々な手法があり、どの手法を採用するかで結果に大きな違いが出ることとなります。
・手術の際に使用する器具により骨切り方向などが決定されるため、当クリニックではオリジナルの道具を考案し製作しました。
・術式と同程度に大事なことは医師のセンスであり、どういった頬骨形状が美しいかを患者とカウンセリングでじっくり検討しなければなりません。
ブログや体験談でもよく指摘されることですが、患者と外科医のイメージが食い違えば、術後の仕上がりが大きく異なってしまうわけです

・頬骨形成の話をする前に、まずは頬骨の解剖について理解を深めることが重要です。
・頬骨は頬の骨格のメイン要素であり、前頭骨・側頭骨・上顎骨と連結している骨です。
・頬骨は頬骨弓の前半部および眼窩外側壁ないしは下壁の一部を担う一対の骨によってほぼ菱形となっています。
・側頭突起・・頬骨弓に関係する部分はその先端が側頭骨に接触しています。
・前頭突起・・眼窩の外側の壁を作っている部分はその上方が前頭骨に結合しています。
・上顎突起・・上顎骨の頬骨の突起と結びついて眼窩を構成します。
・頬骨弓は鼻側にある前半部が頬骨、耳側の後半部が側頭骨で構成されていて、両者の中間部において斜めに走っている両骨境界を見ることができます(詳細はブログ参照)。
・頬骨弓のサイズ・形状・張り出しの程度は、輪郭の形態とサイズを大きく左右します。
・頬骨弓上縁は平たい刃みたいで、耳眼平面とほとんど一致します。
・頬骨弓下縁は折れ曲がっていることが多いですが、頬骨~頬骨弓前半にかけての部分は太く強固である反面、側頭骨で構成される後半部分は細く弱いことがその理由です。
・頬骨弓の前方2/3の下縁と内面には咀嚼筋の一種である咬筋が付着しています。
・さらに頬骨弓上縁には側頭筋筋膜が付着していることから、咀嚼機能と頬骨弓は密接な関係性があるということになります
・頬骨は、前頭骨・側頭骨・上顎骨と接合している骨なので、必然的に周囲の骨とバランスを保ちつつ頬骨形成計画を立てていくこととなります。
・特に頬骨弓を内側転位させる手法の頬骨形成を行う際には、頬骨弓の上と下に位置しているこめかみやエラとのバランスがとても重要です。
・ブログでも指摘したとおり、このバランスを軽視して手術すればかえって不自然な輪郭に仕上がってしまうのです。
・理想的輪郭といえばやはり卵形の小顔でしょうが、頬骨ばかり縮小しすぎる頬骨形成では、まるで瓢箪のような滑稽な輪郭になってしまいます。
・術前の計画でどの方向にどれくらいの量の骨切りを行うのか、周辺組織とのバランスを見て明確にしておくことが頬骨形成手術を成功させるカギになります

-術前評価
・こめかみの凹み、頬部の凹みと頬骨の関係、下顎角の張り出しと頬骨弓の関係、頬骨の左右差を正面から視診で観察します。
・頬骨の診断ではレントゲン画像はほとんど役には立たないため、CT撮影を行います。
・頬骨の形態については視診である程度想像がつくのですが、頬骨の左右差やいかなる方向へ張り出しているかを精密に評価する際には3次元の実体模型が優れています。
・3次元実体模型を用いることで、骨切りの際重要になる上顎洞の厚さ、頬骨弓の耳前部における厚さ、形、顎関節との関係性、内方転位の減少限界にとって重要な側頭骨の頬骨突起の距離などが㎜単位で正確にわかります。
・さらに頬骨弓の湾曲を正確に把握することにより、内方転位のみで足りるのか、それとも頬骨弓突出部分の骨削りまで必要となるか、手術前にそういった情報がわかるので頬骨形成プランにとって大いに役立ちます。
・下顎骨の筋突起が内方転位の邪魔になることが偶にあるのですが、この模型により予測可能です。
-3次元実体模型を用いて頬骨形成を行うメリット
・頬骨弓の形態(突出部位)や厚さが事前に判明する
・前頭突起のサイズや広がり具合等が判明する
・上顎洞の深さおよび広がりがわかる
・眼窩下神経の走行位置がわかる
こういった諸々の要素をあらかじめ把握できるため、安全かつ確実な頬骨形成を実施することができます
△ブログのテーマから逸脱 m(_ _)m

-頬骨形成の手術方法
・頬骨の側方および前方への張り出しの改善
・ 顔面の横幅を狭くすることで小顔に仕上げたい
・手術の際切開する場所が口腔内だけ→頬骨前方突出改善
・口腔内ともみあげ部の2か所を切開する場合→頬骨側方突出または前方突出改善
・頬骨の前方突出の改善だけなら口腔内を切開するアプローチだけで十分頬骨形成を行えますが、側方へ頬骨弓が張り出している状態を改善したいならばもみあげ部の切開を追加することになります
△ブログのテーマから逸脱 m(_ _)m

※上記「頬骨形成 ブログ」は読者別々の寄稿記事であり管理人はその内容を肯定・否定する立場にありません

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